広島市安佐南区の原田リハビリ整形外科です。整形外科は骨・関節のけが・病気の専門医。身体のお悩みご相談ください。

診療案内

筋膜リリース

筋膜リリース(ハイドロリリース)とは

筋肉の覆う繊維構成体(エコーで白く見える帯状のもの)に薬液を注入し、鎮痛効果に加えて筋膜の柔軟性(伸張性・滑走性)の改善を期待する手技です。

妊婦の方へも注射は可能ですし、内服薬との相互作用もありません。

「注入した薬液の効果が切れたら、痛みは元に戻りますか?」

「注射の効果は一時的ですか?」 等のご質問をいただきます。

薬効は数時間ですが、痛みのサイクルが遮断されることで薬効がきれても鎮痛効果が持続します(生理食塩水を注入するだけでも疼痛は改善することがあります)。また数回に分けて注射することで、痛み和らいでいくこともあります。

腰痛

腰痛の原因と病態

腰痛の原因と病態

◆筋筋膜性腰痛

腰の広範囲の痛みのことが多く、「座った状態から立ち上がるときに痛い」・「腰を曲げると痛い」等の場合に疑います。

日常生活・スポーツで筋筋膜に負荷がかかり続けることで痛みが生じます。

炎症によって筋筋膜の繊維化が生じ硬節(こりや腫れ)を形成したり、筋膜間の滑走性を障害することがあります。

 腰の筋肉(多裂筋・最長筋・腸肋筋)への筋膜リリースで筋膜間の滑走性を獲得させ症状が緩和されることがあります。

筋膜リリースとリハビリを組み合わせることで更に効果が得られることもあります。



◆仙腸関節障害

「片側に体重をかけたときに痛い」・「長時間座っていると痛い」・「正座は楽だが椅子に座ると痛い」等の場合に疑います。

仙腸関節に圧痛があることが多く、鼠径部や大腿外側の疼痛を伴うこともあります。

仙腸関節ブロックを行うことで疼痛の緩和を図ります。

鼠径部痛が特徴的で、仙腸関節ブロックで軽快することが多いです。



◆椎間板性疼痛

「咳やいきみでひどくなる」・「お辞儀すると痛い」等の場合に疑います。

腰痛に加えて鼠径部痛を合併することがありますが、痺れは合併しません。

コルセットが効果的なことが多く、腰の牽引で改善することもあります。



◆椎間関節性疼痛

「腰を反らすと痛い」・「腰を捻じると痛い」等の場合に疑います。

椎間関節ブロックをすることで疼痛の軽減を図ります。

また以下の生活スタイルでも増悪することがあるため、注意していただくと症状が軽快することがあります。

・うつ伏せで本を読む。

(腰部を反った状態を維持することになります)

・柔らかい寝具で寝る。

(殿部が落ち込み腰椎前弯の増強が生じるため)

・筋肉の弱い女性がハイヒールを履く

(sway back姿勢になり腰椎前弯姿勢が増悪ため)



◆坐骨神経痛(大腿後面の疼痛

エコーで坐骨神経を確認しながら坐骨神経ブロックを行うと改善することがあります。

疼痛が強い方の場合は仙骨硬膜外ブロックも併用することもあります。

また神経性疼痛に効果的な内服薬も併用することもあります。



◆殿部痛(お尻の痛み)

筋緊張亢進による神経の絞扼などで起こります。リハビリによる腰部・殿部の筋緊張の緩和や、圧痛部がはっきりしている場合はトリガーポイント注射で軽快することがあります。

肩痛・肩こり

肩こり・肩の痛み

肩こり・肩の痛み

◆肩こり

肩こりの多くは肩甲挙筋が痛みの原因であることが多く、肩甲挙筋へ筋膜リリースを行い、リハビリを併用することで疼痛の軽減を図ります。また普段の姿勢が悪いと疼痛が再燃するため、肩甲帯ストレッチが大切になります。



◆頚椎症性神経根症

初期には肩こりと同じ部位に痛みが出現します。

肩こりに対してマッサージや注射しても改善しない方の中には、神経根ブロック(首からでる神経への注射)で鎮痛効果が得られる方もおられます。注射に対してご抵抗のある方は、頸の牽引から開始することもあります。


病状が進行してくると、肩外側の痛みや上肢のしびれを伴います。

痺れ・痛みが強く日常生活も困難な方には、神経性疼痛に効果的な内服薬を服用していただくこともあります。



◆寝違え

起床時からの頸の痛みで発症することが多く、上や横を向くことが困難になります。椎間関節へブロックすることで疼痛の軽減を図ります。また頚椎カラーを装着することで安静が保たれ、痛みが改善することもあります(デスクワークの方にはお勧めです)。



◆肩峰下滑液包炎

「肩を挙げると痛い」「寝ていると痛い」などの場合に疑います。

エコーで観察すると肩峰下滑液包の腫脹を認めることがあり、ヒアルロン酸を注射し疼痛軽減を図っていきます。



◆棘上筋断裂・棘上筋変性断裂(肩を挙げる筋肉の断裂)

「肩を前から上げる(屈曲)ときはあまり痛くないが、外から上げる(外転)と痛い」場合に疑います。棘上筋が完全断裂すると、全く肩が挙がらないこともあります。

エコーで棘上筋の断裂・変性を確認し、痛みの程度に応じてヒアルロン酸もしくはステロイドを注射します。



◆石灰沈着性腱炎(肩に石灰が沈着する)

「急激な肩の痛み」「痛くて肩を全く動かせない」場合に疑います。痛みのため救急車で来院される方もおられます。多くは棘上筋に石灰が沈着することが多く、肩甲下筋や棘下筋にも石灰が沈着することもあります。エコーで石灰沈着部へステロイドを注射することで痛みが消失します。

「沈着した石灰はなくなりますか?」とご質問をいただくことがありますが、自然経過で石灰が消失することは稀です。

石灰が沈着したままでも、痛みが改善すれば問題ないと考えています。

石灰を吸収する内服薬もありますので、ご希望される方には処方させていただいています。

注射で石灰を吸引する手技もありますが、痛みを伴うためご希望者のみに施行しております。



◆上腕二頭筋腱炎

 「肩の前のあたりが痛い」・「ものを持つときに痛い」・「筋トレでベンチプレス・アームカールをすると痛い」などの場合に疑います。エコーで上腕二頭筋腱の腫脹と炎症を確認し、痛みの程度に応じて注射することもあります。

肘~手関節~指の痛み

肘~手関節周囲~指の痛み

肘~手関節周囲~指の痛み

◆テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

肘の外側が痛くなります。

「雑巾をしぼると痛い」・「鍋を持つと痛い」・「包丁を握ると痛い」等の時に疑います。

進行すると肘のみではなく、前腕や手関節までに痛みが生じます。

圧痛部への注射と装具を組み合わせることで疼痛が軽減されます。



◆ケルバン病(親指を伸ばす腱の腱鞘炎)

物を持ち上げるときに痛くなります。

小さなお子様がおられ、抱っこする回数が多いお母さんに多いです。

エコーで肥厚した腱鞘を確認し、注射することで痛みが消失します。

※授乳中の方でも注射できます。

家事・育児・仕事で安静を保てないことが多く痛みが継続するため注射をお勧めしておりますが、装具のみでも除痛を図ることができます。



◆CM関節症

手首の親指側が痛くなります。

レントゲンで関節の変形・亜脱臼を確認します。

関節内へ注射、もしくは装具で除痛を図っていきます。



◆手根管症候群

「起床時に増悪する指先の痺れ」を訴える方が多いです。

1-4指にしびれが出現しますが、初期には2.3指先のみのしびれを訴える方もおられます。

進行すると「小銭を取りづらい」など筋力低下をきたすことがあります。

筋力低下をきたした場合は手術をお勧めしておりますが、初期であれば就寝時に装具を使用したり、原因である正中神経へ注射することで改善することがあります。



◆ばね指(弾発指)

「指が動かしづらい、動かない」「指がカックンとなる」「朝に症状が強く、しばらくすると良くなる」等の時に疑います。

注射することで劇的に改善することが多いですが、注射が他部位と比較して痛いです(手掌は痛覚に対して敏感なため)。

注射が苦手な方は、安静目的で固定から始めます。

(当院の固定は取り外しが簡単で、水に濡れても問題ない素材を使用しています)。

指の使い過ぎが原因のため、再発も多いです。

注射の効果は数か月~数年で患者様の生活スタイルによって異なりますが、3回注射しても再発する方は手術をお勧めしています。

膝の痛み

膝の痛み

膝の痛み

◆変形性膝関節症

「膝の内側が痛い」「歩き始めが痛い」「階段の特に降りるときに痛い」「正座が困難」などの時に疑います。

多くの場合は膝関節の内側から軟骨が摩耗することで痛くなります。

水が貯まってくると、膝を曲げると「突っ張る感じ」を訴える方もおられます。

 関節内にヒアルロン酸を注射したり、膝内側への筋膜リリースをすることもあります。

「水を抜くと癖になりますか?」とご質問をいただきますが、水を抜くことで水が貯まりやすくなることはありません。

「ヒアルロン酸は毎回注射したほうがいいですか?」ともよくご質問いただきます。初めての方であれば1週間毎に5回注射し、その後は2
週間毎に注射することが多いです。途中で改善されれば注射を中止します。

寒くなると痛くなることが多く、リハビリでの物療でも疼痛の軽減を図っていきます。

膝の痛みの程度には波があることが多く、痛みがない時期もあります。上手く付き合っていくことが大切です。



□ベーカー嚢腫(のうしゅ)

「膝のうしろが腫れている」「膝のうらの違和感」「膝を曲げづらい」等の時に疑います。

膝の後ろに水が貯まりますが、痛みを伴うことは少なく水を抜くと症状が改善します。



□が足炎

膝の内側が痛くなる筋肉の付着の痛みです。

スポーツをされる方に多く、特に長距離を走る方に多いです。

痛みが強く歩行が困難な場合は注射することもあります。リハビリでストレッチを指導させていただくこともあります。



□オスグット病

スポーツをされる成長期の子供に発症します。特に跳躍を繰り返すスポーツで多いです。

膝蓋腱が脛骨結節を牽引し成長軟骨部が剥離が生じます。

レントゲンで剥離した成長軟骨を確認し診断します。

安静にて軽快しますが、体が固い(特にハムストリング)方によく発症するのでリハビリで柔軟性を高めていきます。

早期にスポーツ復帰をご希望の方には超音波骨折治療器(アクセラス)を使用します。

骨折を早く治したい

骨折を早く治したい

骨折を早く治したい

超音波骨折治療器 Accellus(アクセラス)を骨折部へ超音波を当てることで治療期間を3~4割早めることができます。

20分間骨折部へ超音波を当てます。痛みや刺激はありません。

早期の社会復帰・スポーツ復帰をご希望される方にお勧めしています。

骨粗鬆症

骨粗鬆症

年齢と共に骨強度は低下していき、骨折しやすくなります。

骨粗鬆症になると軽微な外力でも腰椎・大腿骨を骨折し、寝たきりになることがあり早期の予防治療が大切です。

また一度治療を開始したら、継続することがとても大切です。

治療を継続していただきやすくするため、患者様に合わせた治療薬をご提案し選んで頂いております。

 「毎日内服する薬」、「週に1回内服する薬」、「月に1回内服する薬」があります。

内服で胸やけがする方・消化管術後の方、また他に内服薬がたくさんあり内服を増やしたくない方には、「週に1回の注射」、「月に1回の注射」、「半年に1
回の注射」がございます。

通院が困難な方には往診で注射させていただくこともあります。

治療継続の動機付けのためにも当院では全身骨密度装置を導入し、治療効果判定に役立てています。

骨粗鬆症の治療に対して積極的でない方には、まずはビタミンD内服からお勧めしています。

※ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を促進し、骨形成を助ける役割があります。

交通事故治療

交通事故治療

交通事故治療

事故の形態により様々な症状が出現します。

「首の痛み」「肩こり」「腰の痛み」「背部の張り」で来院される患者様が多いです。

「上肢・下肢の痺れ」も伴う患者様もおられ、痺れは時間経過により消失することが多いですが、痺れが継続する場合は近くの医療機関でMRI
を迅速に撮影できるように提携しております。

治療については当院では「運動器リハビリテーションに係る研修を修了した按摩マッサージ師」常駐しており、医師が必要と判断すればマッサージでの治療もしております。

また物療(干渉波・超短波・ホットパック・牽引)を併用して治療することもあります。

※多くの患者様にとって交通事故は初めてのことで、不安で分からないことが多いと思います。当院では保険会社への対応や、警察での手続きについてもご希望があればアドバイスさせていただいています。

※交通事故に遭遇した場合は、必ず警察と保険会社に連絡し早期に医療機関を受診されることをお勧めします。

※当院では症状の経過が不明となるため、接骨院への通院は認めていません。

症状と交通事故との因果関係が証明できないと、自賠責様式診断書や後遺症診断書が作成できなくなります。自賠責様式の診断書や後遺症診断書は医療機関でのみ作成でき、接骨院では作成できません。

訪問診療・在宅医療

訪問診療・在宅医療

訪問診療・在宅医療

訪問診療では定期的にご自宅を訪問し診療を行います。

通院が困難な方・介護が必要な方・自宅でリハビリを希望される方を対象に、ご自宅に訪問し医療を提供するサービスです。

関節や腰の痛みに対する治療や注射、採血、点滴等の医療を行います。

薬局との連携による薬の配達と服薬指導も行います(薬を取りに行く必要はありません)。

定期訪問以外に病状が変化した場合は緊急往診もします。

入院が必要な場合は連携病院と連絡をとり入院先を確保します。



◆訪問診療の対象となる方

・通院リハビリを継続したいが、通院が困難になり自宅でリハビリを希望される方。

・入院・手術の後に歩行能力が低下し通院が困難になった方。

・脳梗塞後等の麻痺で通院が困難な方。

・膝や腰に痛みがあって自宅療養を希望される方。

・寝たきりの方

・胃ろうのある方

・住み慣れた自宅でできる限り生活を送りたい方

・障害をお持ちの方

・認知症の方

・在宅酸素療法を必要とされる方 等



◆診療までの流れ

まずはお電話 082-870-5555でご連絡いただき、訪問診療ご希望の旨をお伝え下さい。

ご本人・ご家族・ケアマネジャーさん、どなたからのご連絡でもお待ちしております。

お電話をいただいた後に、日程を調整し初回訪問をします。

初回訪問時に治療方針や訪問スケジュールを決めさせていただき、その後は定期的に訪問を開始します。



◆自宅で受けれる医療サービス

・健康チェック

・血液検査

・点滴・薬の投与

・床ずれの処置

・酸素療法

・胃ろう

・関節注射

・神経ブロック

広島市安佐南区の整形外科 原田リハビリ整形外科

〒731-0111 広島県広島市安佐南区東野2丁目21-20